沖縄ではうちエコ診断ができない?

「うちエコ診断」「うちエコ診断士」とは

うちエコ診断とは

令和の時代となり、気象変動や環境問題が叫ばれる中、自分の家庭がどれくらい二酸化炭素を排出しているのか、何か環境にやさしくエコな方法があるのか、さらに省エネで節約できる方法があるのか、など疑問に思うことがあると思います。

「うちエコ診断」とは、ご家庭の年間エネルギー使用量や光熱水費などの情報をもとに、専用のソフトを使ってご家庭のライフスタイルに合わせた省エネ、省CO2対策を環境省が認定したうちエコ診断士によってご提案するものです。

※環境省 うちエコ診断より

診断を受けることで、ご自宅のCO2排出状況や対策手段が明確になるので、無理のない省エネ対策、環境貢献実施の足掛かりとすることができます。

うちエコ診断士

うちエコ診断士は、環境省が認定している国家資格です。

当然資格試験があり、合格者のみがうちエコ診断士として活動できます。

専用のソフトを利用して、ご家庭の省エネ度合いを調査し、適切な省エネ策をアドバイスします。

うちエコ診断士資格を取得したんですけど・・

個人的に関心のある分野だったので、専用の資格取得用テキストで勉強し、2021年3月に無事合格しました。

しかしながら、いざ合格して調べてみてガッカリしたのが、

「沖縄ではうちエコ診断士が活動できる場所がない」という現実でした。

資格取る前には、全国の活動拠点一覧の沖縄県内にも活動できる団体が確かに存在していたので、資格取得後に問い合わせればいいかと思っていたのですが、いざ問い合わせてみると・・・

団体職員

誠に申し訳ないのですが、「うちエコ診断」は令和3年度より診断実施機関としての活動を停止することとしました。

ということでした。現状沖縄では、うちエコ診断をやっている団体は他にありません。

つまりは、沖縄ではうちエコ診断自体をやる団体は一つもなくなった、という事です。

なんだか、残念ですね。

うちエコ診断 県別受診窓口

※2021年8月現在、沖縄県内での受診窓口はありません。

沖縄うちエコ診断 団体協力者募集

・今後も温室効果ガスによる気象変動が深刻化していく
・国も自治体も、「脱炭素社会」構築を願っている
・まだまだ世間一般の「脱炭素」への意識は低い
・沖縄は、原子力発電や水力発電が難しく、化石燃料エネルギーに依存しがちな観点からも、より脱炭素が必要な地域

こういったことを思うと、「うちエコ診断士」が活躍できる場が沖縄には必要だと思っています。

しかし、うちエコ診断を行うためには、国から認定機関として団体登録を受ける必要があり、うちエコ診断士はその団体に所属する形となります。

NPO法人や一般社団法人でも認定機関になることができます。

同じ思いをお持ちの方、「うちエコ診断」の沖縄県内実施実現のためにご協力いただけませんでしょうか?

お気軽にお問い合わせください。

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