西暦2100年の日本の天気予報
朝のニュース番組で興味深い内容が放映されていました。
それは「西暦2100年の日本の天気予報」。
放映時、2018年7月でしたから、約80年後の天気予報の予想、という事ですね。
残念ながら、あまり笑える内容ではありませんでした。
■気温
札幌:41℃
東京:43.6℃
名古屋:43.9℃
大阪:44℃
福岡:42℃
札幌:41℃
東京:43.6℃
名古屋:43.9℃
大阪:44℃
福岡:42℃
■気温30℃以上の真夏日の日数
札幌:40日(1か月以上)
東京:104日(約3ヶ月半)
大阪:136日(約4ヶ月半)
那覇:184日(約6ヶ月)
■熱中症患者数
約12万人
気象庁が発表した100年後の気象データ
民放の朝のニュース番組なんて、言いたいこと言ってるだけ、と思うかもしれません。
しかしながら、既に2017年5月19日に、気象庁が発表しています。
題して、『100年後の日本付近の気候変化予測について』。
これによりますと、気象庁の最新の予報データから以下のような予測が立てられています。
- 気温は全国的に上昇して、年平均気温は2~3℃ほど上昇する。
- ほとんどの地域で年降水量は増加。最大20%程度の増加。
- 夏季の降水は、強い降水の頻度や日数が増加。特に東北南部から西日本で増加。
平均気温が1℃上がるだけで、農作物に大きな影響を及ぼします。
夏の平均気温がこれだけ上がっているという事は、作れる農作物が制限されてきますので、未来の食糧事情が心配ですね。
100年後は、確かに私たちは地球上にもう存在していないので現実味がない話と言えるかもしれません。
しかし、私たちの子孫は、現実として100年後の時代を生きることになります。
人間の影響で地球温暖化が促進してしまっているのですから、未来の子孫のためにも現在生きている人間の手で、少しでも温暖化改善の方向に進めていくべきではないでしょうか?