ホーキング博士が警告する、地球の未来予想図は・・
2017年7月2日、有名な理論物理学者のスティーブン・ホーキング博士による母校のケンブリッジ大学で祝賀記念講演がありました。
その内容は地球温暖化による未来予想図が語られ、人類への警告として注目が集まっています。
『地球上の気温はいずれ250℃まで上昇する』
『まるで金星のように、地球に硫酸の雨が降る』
『このままだと手遅れの状況になる可能性がある』
などと、かなり衝撃的な内容でした。
根拠として挙げられたのが、やはりアメリカが「パリ協定」から脱退したこと。
アメリカがパリ協定から脱退
ホーキング博士は、トランプ大統領を非難し、地球の温暖化の加速化を憂いていました。
『人類にとっての最善の策は、他の惑星を植民地化することだ』
などと、まるでSFの世界の話を真剣に語っておられたようです。
スティーヴン・ホーキング博士の発言から
ホーキング博士は、イギリスの理論物理学者。
その功績により、大英帝国勲章も受賞されています。
車椅子の物理学者としても有名ですね。
一般相対性理論と関わる分野で特に宇宙の研究を前進させ、宇宙の創成やブラックホールなど様々な宇宙理論を発表し、注目を集めています。
ホーキング博士の研究によって、『量子宇宙論』という分野が作られ、現代宇宙論に多大な影響を与えています。
そんな宇宙や惑星のことを研究しているからこそ、今我々人類が住んでいる地球に大きな危機感を抱いているのでしょう。
私たちは、もっと真剣に地球環境保全について考え、行動する必要があることを痛切に感じさせられます。