沖縄の主な火力発電所

はじめに

沖縄県の発電は90%以上火力発電に頼っています。

今回、火力発電所の分類学習を兼ねて、県内の主要火力発電所を調べてみました。

沖縄の火力発電所 出力ランキング

ランク発電所名[号機]種類(燃料)出力[MW]備考
1吉の浦火力発電所[1,2]コンバインドサイクル
(LNG)
502LNG使用。熱効率約51%
2金武火力発電所[1,2]汽力(石炭)440
3具志川火力発電所[1,2]汽力(石炭・木質バイオマス)312
4石川石炭火力発電所[1,2]汽力(石炭)312電源開発株式会社
5石川火力発電所[1,2]汽力(重油)250
6牧港GT発電所[1,2]ガスタービン(灯油)163
7牧港火力発電所[9]汽力(重油)1251〜8号機は老朽化で廃止
8石川GT発電所ガスタービン(灯油)103
9石垣第二発電所大型ディーゼル発電(重油)76
10宮古第二発電所デュアルフューエル機関(重油・LNG)55
11中城バイオマス発電所火力(バイオマス)49沖縄うるまニューエナジー株式会社

BEST10を調べていたら、11番目に中城のバイオマス発電所が出てきたので、追加。

今後の発電について

いずれ、石炭火力は減らしていくんでしょう。世の中の流れには逆らえませんね。

沖縄電力の方針としては、燃料にCO2排出量の比較的少ないLNGを増やしていくようですが、LNGも価格が高騰していて悩ましいところです。

おかげで、電気代が40%の値上げですからね。。(T_T)

しかしながら、水力や原子力が使えない沖縄では、需要に応えるベース電力を生み出すには、火力に頼らざるを得ないのが現状。

それでも、このままで良い訳はありませんから。。

一先ずやれることとして、効率が悪いと言われようと、出力が安定しないと言われようと、温室効果ガスを出さない、太陽光発電や風力発電、その他の再生可能エネルギーの普及も進めていくしかないだろうと思います。

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